MaaSでまっすぐ⤴

日田英彦山線BRT

伝統とクラフトが暮らしに根付く、東峰村のものづくり


山間の静けさに包まれた東峰村には、小石原焼の窯元やみそ蔵が点在します。小石原焼の器の手触りをはじめ、どこか懐かしさに包まれる風景、みそを醸す香り、そして丹精込めて作られた料理。手間暇を大切にした暮らしと、器や食を通して出会ったものづくりの魅力は静かに心に響きます。

■栗木野橋梁(めがね橋)|山里に溶け込むアーチの造形美、昭和の土木遺産

JR日田彦山線の筑前岩屋駅から大行司駅にかけて、山あいの渓谷をまたぐようにして架かる多連アーチ橋。昭和13年に完成した栗木野橋梁は、全長71.2m、高さ20mの5連アーチが連なり、近代土木遺産にも選ばれた美しい橋です。


かつて黄色いローカル列車が走り抜けていた栗木野橋梁。JR日田彦山線の筑前岩屋駅から大行司駅まで、山あいの渓谷に寄り添うように架かる5連アーチ橋です。近代土木遺産にも選ばれ、現在は日田彦山線BRT「ひこぼしライン」が通過します。四季折々の風景に溶け込む姿や、12月のライトアップも見どころです。

栗木野橋梁(通称:金剛野橋・めがね橋)
住所:福岡県朝倉郡東峰村大字宝珠山3230-2
電話番号:0946-72-2313(東峰村役場 農林観光課)
営業時間:見学自由
アクセス:国道211号「宝珠山交差点」を左折、県道52号沿い/日田彦山線BRT ひこぼしライン「筑前岩屋駅」より徒歩約10分
HP:https://toho-info.com/

■カネダイ味噌醤油醸造元|山里の蔵元で体験する、手づくりみその豊かな時間

釈迦岳と英彦山の清らかな水が流れる東峰村・宝珠山で江戸後期から麹づくりを続けてきた「カネダイ味噌醤油醸造元」。1841年、天保の改革の時代に、18歳の初代・井上勝次が、麹が良く育つ環境を求めてこの地で歩みをはじめました。


手づくりの麹、国産大豆、地元の天然水を使い、保存料や添加物を使わず仕込まれる生みそ。170年にわたり受け継がれてきた麹づくりの伝統は変わりません。家庭で手軽に楽しめるみそ作りキット「おみその学校」は、混ぜて熟成を待つだけで本格的なみそが完成。発売から40年以上愛され続ける人気商品です。


気軽に参加できるみそ作り教室(2名~)も開催中。材料はすべて用意され、スタッフが丁寧に教えてくれるので、初めての方やお子様連れでも安心。仕込んだみそが熟成していく時間も、味わいを深める楽しみのひとつです。


工場横の直売所では、「元気なこうじくん」シリーズをはじめ、昔ながらの製法で仕込んだ醤油やみその加工品を販売。日々の食卓を彩る発酵食品がそろいます。

有限会社カネダイ(おみその学校 カネダイ味噌醸造)
住所:福岡県朝倉郡東峰村大字宝珠山7
電話番号:0120-3030-39(フリーダイヤル)
営業時間:8:00〜18:00
定休日:直売所は無休(年末年始は休み)、みそ作り教室は要予約
アクセス:大分自動車道「杷木IC」より車で約15分/「日田IC」より車で約15分
https://k-miso.co.jp/

■やまめ山荘|古民家で堪能する、渓流育ちのやまめ

木立に守られるように佇む一軒の古民家。冠木門をくぐり、ゆるやかな坂を歩くと、季節を映す庭と築200年を超える建物が現れます。忙しさからそっと切り離され、感覚が静かに研ぎ澄まされていく——そんな、特別な時間が流れています。


看板料理はもちろん、敷地内で育てられた「やまめ」。岩盤の間を流れる天然水で育った敷地内のやまめは、臭みがなく、身はふっくら。刺身(もしくは背ごし)、炭火焼き、唐揚げなど3品楽しめる「つつじコース」(3,960円・税込)では、その上品な旨みを存分に堪能できます。山菜の小鉢やごはん、みそ汁、デザートまで揃い、ひと皿ずつゆっくり楽しめるのも魅力です。


山里鶏を自分で七輪で焼く「かえでコース」(3,960円・税込)にも、やまめ料理が1品付きます。料理を盛る器はすべて地元の小石原焼。飛び鉋の器に山の恵みが美しく映えます。完全予約制のため、訪れる際は事前の電話予約を。

やまめ山荘
住所:福岡県朝倉郡東峰村大字小石原1612
電話番号:0946-74-2728
営業時間:11:00〜15:00(土日祝〜17:00)※完全予約制
定休日:火曜
アクセス:大分自動車道「杷木IC」より車で約20分
https://www.instagram.com/yamame.sansou/

■翁明窯元|伝統と現代が出会う、暮らしに寄り添う器

「使うほどに愛着がわき、日常がもっと豊かになる器を」。そんな想いのもと、一つ一つ丁寧な手仕事で仕上げられる器は、どこかあたたかく、手に取るとしっくりと馴染みます。小石原焼の「翁明窯元」は、1983年に先代・鬼丸翁明さんが開窯。現在は二代目・尚幸さんが、その志を受け継いでいます。



高い天井と木のぬくもりが心地よいギャラリーには、プレートや茶碗、マグカップ、豆皿まで多彩な器が並びます。民陶祭の時期には行列ができるほどの人気で、普段使いから贈り物まで、幅広く選べるのも魅力です。


その中で最も目を引くのが、小石原焼伝統の「飛び鉋」にポップな水玉模様を組み合わせた、先代による人気シリーズ。ろくろと鉋が生み出す規則的な削り目に、愛らしいドットが重なり、伝統に新鮮な表情を添えています。
さらに、尚幸さん考案のマットな釉薬や刷毛目の新シリーズも登場。和洋問わず料理が映え、食卓にさりげない彩りをもたらします。

翁明窯元(おうめいかまもと)
住所:福岡県朝倉郡東峰村大字小石原1126-1
電話番号:0946-74-2186
営業時間:10:00〜17:00
定休日:火曜
アクセス:道の駅小石原より徒歩約14分/大分自動車道「杷木IC」より車で約20分
https://020oumei.info/

山あいの里に息づく手仕事と、穏やかに流れるひととき。東峰村には、便利さだけでは語れない、心を満たす暮らしがあります。次の休日は、伝統とクラフトに触れる静かな旅へ出かけてみませんか。

◆BRTひこぼしライン1DAY満喫フリーチケット
BRTひこぼしラインで東峰村を巡るなら「1DAY満喫フリーチケット」がおすすめ。
添田駅〜日田駅間が終日乗り放題で、特典クーポン付き。詳しくは、スマホアプリ「my route」をチェックしてください。
https://top.myroute.fun/

ページの先頭へ